河津氏の呟き
ロマ1のディレクター河津秋敏氏の呟きにはロマ1に関わるものも多くあります。しかしながら、それらの貴重な呟きが日々増えていく新規の呟きに埋もれてしまって目につきにくくなってしまっているという現状があります。そこで出過ぎたまねで失礼とは思いますが、河津氏の呟きの中からロマ1に関連するものを(1)キャラクター関連、(2)世界関連、(3)その他、(4)ミンサガリマスターの4分類でピックアップさせていただきます。なお(4)を加えたのはSFC版ロマ1との設定の違いを明確にし、本サイトにおいてはSFC版ロマ1の設定に準拠した考察を行うためです。(1)キャラクター関連
(2)世界関連
(3)その他
(4)ミンサガリマスター
(1)キャラクター関連
蛇の話。魔界塔士などではヨルムンガンドとか蛇のモンスターが出てきますが、ロマサガ以降はあまり出てません。イモムシはよくでますが。爬虫類系のモンスターを選ぶと、蛇は除外されがちです。絵にするには足が必要ということかも。(2013年12月29日)馬の話。アルベルトがインパラによく突き殺されてましたが、サガでは馬のモンスターがよく出てきます。と、書いていてインパラは牛だと気がついた。まあ、脚の長い四足獣ということだ。その方が絵になるので、馬系を使っています。皆さんも馬に蹴られないよう気をつけて下さい。(2014年1月2日)
キャラのネーミングでは、いつも悩まされます。例えば、ロマサガのサルーイン。指輪物語のサルーマンと余りにも近いので、シナリオが出来上がる最後まで気になってました。自分が熱心なトールキン信者であったなら、サルーインという名前にはしなかったんだろうなと思います。(2014年1月11日)
ロマサガの主人公たちの年齢。10代から30代まで、当時のユーザー年齢に合わせて設定しました。ホークは自分よりも年上でした。しかし、今、自分より年上の主人公は難しい。同年代のユーザーもいるとは思うのですが、四十肩で剣が振れない戦士とか、プレイして楽しいかどうか…(2014年1月23日)
サガシリーズには、いわゆる「姫」がほとんど出て来ません。クローディアは森育ちで、お姫様とは程遠い。王子はそれなりに出てくるのに、なぜ姫はいないのか? 冒険好きな姫とかいうのがリアリティに欠けるというのは一つの理由です。しかし、サブキャラにもいないのは、自分にも謎です(2014年3月3日)
姫を話題にしたので、ついでにというか、王子も取り上げましょう。アンリやアルベルトといった正統派ショタ系王子や、ジェラールのようなノーマル主人公キャラもいますが、自分はナイトハルトのような強面王子が好きですね。ミカエルは王子を卒業してますが、「あわれな娘だ」はお気に入りのセリフです(2014年3月4日)
キャラクターの男女比の話。主人公は1対1にするようにしています。平等に。他の仲間キャラはだいたい5:3で男が多くなってます。理由は、黄金比である。女性キャラの価値を上げる。パワー系やタンク系は男だけで十分だと思っているので役割的に男の方が多くなる。帝國重装歩兵に女性がない理由です(2014年3月25日)
火属性のモンスターといえば、ロマサガならば、やはりイフリートでしょうか。奴の「火の鳥」に泣かされた人は、数多いと思います。色んな意味で。自分もそうですが。強さ的には、あれでも開発中に比べれば随分弱くしてあります。今のゲームでは、ああいうプレイヤーを全滅させにくる敵は出しにくいです(2014年4月22日)
水属性というか、水棲モンスター。自分がイカ・タコ・カニが好きなので、敵にも必ずと言っていいほど出てきます。柔らかいのに攻撃回数は多いとか、甲羅が硬いとか、特徴付けがし易いのもいい所です。難点は海以外で出現させると無理矢理感満載になる所ですね。(2014年4月23日)
土属性。ロマサガではアディリス。黒い龍として描かれてます。ミンサガでは、よりアースワームっぽい姿に変わりました。五行だと土徳の色は黄。黄龍は中国清朝のシンボルですが、ロマサガ3では黄龍剣として最強技の一つになってます。四魔貴族の四属性を五行で迎え撃つという構造になってます。(2014年4月26日)
ロマサガのモニカ。元々ジャンと同じように帝国を護るために、ローバーン公相手に大活躍、という予定でした。帝国の内紛を描くエピソードをやめてしまったので、色々と登場しない人物がいます。さらに、ラファエル。こちらも大天使ですが、ミカエル、ガブリエル程には気にならないですね。(2014年5月24日)
雪だるま。ロマサガの術とロマサガ3の種族として登場します。術の方は、雪だるまというか雪像を操る魔法が元ネタとして存在します。3の雪だるまは、そこから派生した種族ですね。シナリオの雪の町と、雪だるまのどちらが先に出来たのかは忘れてしまいました。永久氷晶のネタは思い付きです(2014年7月9日)
ロマサガの二つの月の神エリスとアムト。小林智美さんのイラストでは、ちょっとあり得ないほどに妖艶に描かれております。ああいう絵を見ていると、神々にまつわる新たな物語を書いてみたいな、などと考えてしまいます。あ、別に新作がそういう方向になるとかいう事ではないので。飽くまで妄想上の話(2014年8月16日)
ロマサガの主人公の一人アルベルト。いや、ロマサガの場合は主人公というよりはプレイヤーキャラと呼んだ方が位置付けが正確だろう。但し、アルベルトは本当に主人公だ。物語はイスマスで始まり、イスマスで終わるのだから。シナリオも実装もアルベルトから始めました。キャラも典型的に主人公です。(2014年9月14日)
ロマサガの主人公の一人アイシャ。アイシャ達タラール族は、旧い神に産み出された旧い種族。今の人間とは繋がりがないという設定。これが理由で、タラール族は外部の人間と結ばれる事がない。ゲームでは触れていませんが、タラール族は人間よりかなり長生きです。アイシャのネーミングは、と足りない!(2014年9月16日)
ロマサガの主人公の一人シフ。ネーミングは北欧神トールの妻SIFから。ジフと濁るという話だが、それでは女子らしくないのでシフ。バルハル族はアルベルトやナイトハルトらローザリア貴族・王族のルーツだ。シフ対ナイトハルトという対決も頭の中にはあるのだが実現していない。(2014年9月17日)
ロマサガの主人公キャプテン・ホーク。キャプテンキャプテンホークになっちゃった人も多いようです。ゲーム内でゲラ=ハが「キャプテン」と呼び掛けるので、自動的にキャプテンがつくようにしてました。海賊として船を操るのはゲームの序盤だけ。以後は陸に上がったカッパ状態です。(2014年9月19日)
ロマサガの主人公の一人ジャミル。エスタミルの盗賊という設定もあって、あまりプレイ率高くないんじゃないかと思っていたら、結構プレイ率が高い。しかも、バグやハマり(敵が強くなりすぎるなど)で諦めている人の率も高いかんじ。なぜなのかと想像すると、エスタミルから出ずに下水道で戦い過ぎか。(2014年9月20日)
ロマサガの主人公の一人、クローディア。血統、帝国を巡るストーリー。アルベルトと並んで主人公格です。設定では術の資質は無いとなっていますが、ゲームでは両親のクラスを上手く選べば術士にする事も可能です。彼女は皇位を継いだのか? 性格的には継ぎそうにありませんが、帝国はどうなるのか?(2014年9月21日)
ロマサガの主人公の一人、グレイ。とにかくカッコいい男キャラを一人入れたくて作りました。ふらっとやって来て、すべてを解決して、風のように去って行く。RPGの場合、最初から強い主人公ではゲーム的に面白味が半減してしまう。グレイ・ガラハド・ミリアムの一行はかなり強いという脳内設定。(2014年9月22日)
ロマサガの主人公の一人、最後はバーバラ。踊り子というおよそ冒険とは無縁で、何ら特殊なバックグラウンドも無いキャラを入れたかったのです。いわば普通人。その為、冒険ネタとか結構無理があります。その分自由に行動出来るのですが、難易度は高めなキャラなのかな。恐らく、詩人のお気に入りキャラ(2014年9月23日)
ロマサガの主人公は八人で終わりなのだが、主人公級の重要人物が、ローザリア王国摂政皇太子ナイトハルト殿下だ。結果的にイスマス襲撃の原因を作ってしまい、アルベルトとディアナを窮地に立たせてしまうが、二人に対して全く悪びれた所がない。自覚が無いのか、開き直っているのか。(2014年9月24日)
ロマサガのモンスター。色々いますね。イフリートとかフルフルとか。属性防御が必須です。みっちり詰まった恐竜、ドラゴンをお供に連れてくるコロコロムシ。アルベルトだとインパラが強敵です。逆にキメラは最初に出てくる大型敵ですが、そんなに強くない。後はアゴニーを使ってくる敵が嫌らしいです。(2014年11月8日)
ロマサガのラスボス、サルーイン。オブシダンソードの有る無し2種類あります。有りが知力+10、オブシダンソードの方がサルーインソードの5割増の攻撃力、それ以外に違いは無いようてす。属性の特殊防御は無く、麻痺、毒、石化などに対する特殊防御を持っています。石化はバグのはずです。(2014年11月30日)
ブラウはともかく、シルベンは神なんでパラメータ的にどうでしょうかね。(2018年12月26日)
キャプテンが、「ゲラ」とか「ハ」とか呼んでないところをみると、ゲラハ、でひとまとまりなんじゃないでしょうか。ゲッコ族の家族制度を理解するほど彼らと仲良くないので、分かりかねる所です。(2021年5月25日)
神であれば生殖の為の性は不要です。産みたければ一人でも産める。エロールがアムトを女神としたのは、赤い月の光を人々が待ち望むものにする必要があったから。その光は愛の女神の恩寵である方が、人々に受け入れられる。それによってシェラハの闇に対抗できる。そういう戦略で女神を産んだのだと。(2022年2月25日)
ナイトハルトの年齢ですが、いけてる男は27歳に設定することが多いので、多分27歳だと思います。が、ちょっと確認しますね。(2023年1月31日)
カール・アウグスト・ナイトハルトは971年生まれ。1000年には29歳。皆さんは数十時間でサルーインを倒す所まで辿り着いていると思いますが、アルベルトの旅は2年ほどを想定しています。イスマス城でディアナに求婚した時の彼は27歳ぐらいという事になります。(2023年2月6日)
ブルエーレ伯はローバーン公の一段上を行く陰謀家という設定でディアナを「保護」しているというシチュエーションなんですが、なにせ門番が何も喋らなくなるくらい容量が無かったので、この辺の設定自体をまるっとカットしたんです。ミンサガで復活させるにも材料が無さすぎて断念しました。(2025年9月1日)
(2)世界関連
サガでは神なき世界を描く事が多いです。全能の神によって全てが定められた世界、人為を否定した世界では、ゲームはなかなか作り辛い。ロマサガの神も魔界塔士の神も、甚だ人間臭く、宗教的な神とはかけ離れた存在なのは、その辺が理由です。(2013年12月24日)ゲーム内の国はやたらと歴史が長くて、千年続いている王国とかがすぐ出てきます。実際に起きたことが歴史に変わり、歴史が伝説になり、神話に変わっていく。その境界線を舞台とすることで、現実と非現実の間を行き来して、ファンタジー感を作り出しているのです。(2014年2月11日)
「ロマンシングサガ」は本格的なファンタシーRPGを作ろうと始めたプロジェクトです。その意気込みが、キャラクター設定の髪の色、目の色、利き腕などに現れています。特に利き腕は、野球や卓球、ボクシングや剣道などでも、左利きが有利というので、絶対に入れたかった要素でした。(2014年3月26日)
下水道とか地下水道とかを都市の地面の下に設定します。地下水道ならば飲用や生活用水のためのキレイな水で、下水道ならば臭ってきそうな汚れた水のはずです。ところが、昔のゲームだとどっちも最高に綺麗な水が流れています。汚れた水の方が表現が難しいからです。汚し過ぎると水にみえなくなります。(2014年4月8日)
お金の話。ゲームUIとしての利便性、ゲームデザイン、世界観、からゲーム内の通貨システムは設計されます。何万枚も硬貨を持ち歩くなどあり得ないが、利便性は高い。一方、物の値段も天井知らずになり、敵の落すお金もインフレし、ゲームを壊す要因になります。最後には大量に余っちゃいますしね。(2014年4月25日)
月が複数あったりするわけですが、複雑化する天体力学的問題は無視する事にしています。例えば、潮の満ち干とかです。文化的な影響はもっと描いてみたいのですが、主人公達が空ばかり見上げていてもストーリーが進まないので、疎かになってしまいます。一番興味深いのは月が無い世界ですね。(2014年4月28日)
ロマサガの武器技。各武器が8つずつ技を持つようにしようと計算してみると、データサイズが大きくなり過ぎる。そこで半分の4つずつに落ち着きました。実際、8つの必要はなかったと思うので、容量が無いのが幸いした形です。4Kバイトか8Kバイトかの差ですから、今じゃ考えられない思考経路です。(2014年5月1日)
ファンタジーRPGの世界には国民国家も出てこないので、憲法もありません。出てくる悪役は、法律で縛れるようなヤワな奴らではありません。正義の味方も彼らを倒せるだけの力が無ければ、ヒーローにはなれません。そう考えると、力がすべての全く嫌な世界です。現実の方がずっと良い世界なのです(2014年5月3日)
素っ気ないと言えば、ロマサガの門番達。無言、無反応な連中が多いです。これは、純粋にロムの容量の問題で、奴らも開発の途中までは「お前のような素性の知れない者は通さん!」とか、言ってました。しかし、少しづつ削られて、「帰れ!」になり、最後には無言で立っているだけになりました。(2014年5月9日)
サガの場合、ラストダンジョンとか最後のダンジョンとかいう名前で、ラスダンである事を明示している場合が多いです。ユーザーに準備や覚悟を促すためです。また、ラスダンのザコやボスに勝てないようではラスボスにも勝てないので、障壁の役割も果たしています、(2014年5月27日)
ロマサガのバファル帝国の首都メルビル。オーストラリアのメルビル島から頂いた名前です。ローバーンもオーストラリアの町で、ゴールドマインもオーストラリアの金山からの発想です。メルビルと言えば、ロマサガ3のハーマン。「白鯨」の作者ハーマン・メルビルからの命名です。(2014年6月6日)
ロマサガの南エスタミルの子供達、というかガキども。金をせびりに来る。一銭もあげないと、建物も何も無視して画面外へと走り去るのだが、今ではこんな割り切った表現は無理。当時も「これでいいんですか」と突っ込まれましたが、「いいんです」と返す大胆さがありました。ガキどもの捨て台詞もいい。(2014年6月13日)
ロマサガのエスタミルやロマサガ3のピドナは、現トルコ共和国のイスタンブール、かつてのコンスタンティノープルがモチーフです。陸上海上の十字路として発展した大都市という設定。イスタンブールにはまだ行ったことがなくて、一度は行ってみたいのです。(2014年6月14日)
ロマサガでは全部集めることができなかったディスティニーストーン。これは、バグとか容量が足りなかったとかではなくて、最初からの予定どおりでした。全部集まると、集めるのが正解になってしまいます。それが嫌だったのです。集めても集めなくても良い、を明確にする為に全部集めを放棄しました。(2014年7月5日)
ロマサガのアイシャが使うタラール語。ゲーム内ではアイシャ以外数名しか使いませんが、一応生成規則を作っています。それに従うと、カヤキス=BLACK。ザアタル=GRANPA。コエリ=GONE。という感じで日本語の音がアルファベットに対応しています。つまりアイシャは英語風に喋ってます。(2014年7月24日)
ロマサガの術法で好きなのが邪術です。死体を動かすアニメートで、仲間に全滅させられた方も多いと思います。激痛で行動をキャンセルさせるアゴニイも嫌らしい攻撃です。こういうイヤな敵をどんどん出したいですね。(2014年7月30日)
ロマサガの1と2は南が寒いという南半球仕様になっています。これは、異世界感を端的に出すための工夫です。3で北が寒い、日本人の普通の感覚に戻っているのは、普通に戻したかったからではなくて、ワールドマップで示されているように、あの世界が平面だからなのです。(2014年8月6日)
まだ世界が平らだったころ、で始まるのが、タニス・リーの妖魔シリーズ。自分が世界を平にするのは、このシリーズの影響というわけではないのですが、好きな世界です。世界が球だという認識は科学に属します。ファンタシーとは、魔法が科学に置き換わった世界ではないのです。(2014年8月7日)
日本にいると、海を見た事がないという感覚が分からない。ロマサガなどでは、出来るだけ大陸を意識した世界作りを心掛けているのだが、それでも、海を初めて見た時の感動の様な物が伝えられているか、甚だ疑問だ。新しい世界の体験がRPGの大きな要素だとしたら、とても大切な事だとおもうのだが。(2014年8月23日)
島の話。RPGの場合、船がないと行けない、島という存在は色々と便利なものです。どのゲームでも特殊な場所として設定されています。ロマサガの魔の島、ロマサガ3の最果ての島など。色んな事をやってしまったので、何か新しい島のアイデアを考えねばなりません。(2014年8月27日)
RPGには必ずと言っていいほど街が出てくる。ロマサガでは大きな都市が出てくるし、魔界塔士や秘宝伝説、サガフロなどは町が繋がっているような世界だ。街は買い物などのゲーム的な機能としての意味もあるが、世界の存在感を出すための道具でもある。田園だけでは世界の危機にも切迫感が足りないです(2014年11月18日)
コンスタンティノープル(現イスタンブール)という街のロケーションが好きなので、ロマサガでは海峡を扼える町を作りました。エスタミルやピドナなど、世界最大の都市という設定のおまけ付きです。現実のイスタンブールには、海峡を越える下水道はありませんが。(2014年11月20日)
設定上はヨービル、ウソだったんですが、容量が不足していたので、出現頻度の低いカタカナのヨやソを削除して、地名の方を変えました。ミンサガではその必要がなくなったので、設定通りの地名に戻しました。(2022年12月27日)
(3)その他
「魔界塔士のアシュラ戦後、主人公達が塔の一番下まで落とされるところにどことなくZAPを感じました。某ゲームからの影響はあったのでしょうか。」(@11mikan06)に対して;「ドルアーガの塔」ですね。影響というか、ネタ的な使い方はしてますね。秘宝伝説でも使ってますし。(2013年12月16日)
戦闘なんてボス戦だけでいいなんて人もいますが、自分に言わせれば、ロープレはザコ戦だけでいいんです。(2013年12月16日)
ゲーム内では誰かの誕生日とか記念日とかを扱うことがありません。そもさもカレンダーを曖昧にしています。時間経過を取り扱うことが、ゲームシステム上色々と面倒な事を引き起こすからです。ロマサガ2やサガフロ2では、大きな時間の流れを扱いましたが、いい点もダメな点もあるという結果に。(2013年12月23日)
「魔界塔士サ・ガ」はfinal fantasy legendのタイトルで海外版が制作されたんですが、ロマサガは海外版を作りませんでした。理由は、アメリカ人はこんな難しいゲームはやらない、というもの。勝手にユーザーのことを決めつけてはいけませんよね。反省です。(2013年12月26日)
ファンタジー小説のファンの方ならお分かりかとおもいますが、ロマサガはタニス・リーさんの影響を受けた作品です。表面的に言えば、グレイやオアイーブといった登場人物の名前をオマージュとして使っています。それ以上に、吟遊詩人の使い方に強く印象を受けました。機会があれば是非読んで下さい。(2014年2月6日)
ゲーム制作の現場では、締め切り、つまり発売日に向けて、最後はかなり無茶な仕事の仕方をする事になります。徹夜とか休日なしで働くとか、過去にはそういう事もありました。まあ、そこまでやっても遅れる事はよくある話です。その状況に追い討ちを掛けるように致命的バグが…(2014年2月21日)
ロマンシングサガの効果音。仕様上128種類しかありません。UI系の操作音から、各種技・術、さらに扉を開ける音なども含めてです。これがミンサガになるとモンスターだけで200以上あります。これにはモンスターの攻撃の効果音は含まれていません。サウンドスタッフの仕事は本当に大変です。(2014年3月7日)
ネタ切れ気味というか、じっくり考えている余裕がないというか。サガ2秘宝伝説の開発が終わった後、GBでサガ3を作るのか、ファミコンの後継新ハードで新しくゲームを作るのかという議論になりました。。自分としては当然新しいハードで作りたいわけですが、会社オーダーは両方作れでした。(2014年4月9日)
昨日の続き。両方作れ、というのは会社としては当然。片方しか作れませんとか、自分がやらなきゃサガじゃないとか言ってた自分が若気の至り。それを認めてスーファミに専念させてくれ、GBサガは3で終わりにしてしまった。社長の宮本さんの決断でした。当時はそれを当然と思っていた自分でした。(2014年4月10日)
ロマサガの頃に、設定を作るのに補助的に使っていたツールがあるんですが、今の環境では動きません。なんと、動かせるエミュレータを発見しました。5.6年前にはそういうのが無くて、もう諦めていました。昔のものを、そのまま動かそうという人が色々やってくれるおかげです。いや、全く有難い。(2014年5月7日)
母親との関係は人間形成の上で重要な要素ですが、自分の作品では母親に限らず、家族や生い立ちは消してる場合が多いです。そういうドラマは他のメディアで良作に触れる機会があります。ゲームでは別の事を表現すれば良いかと。でも、家族が意識されるキャラはもっといてもいいでしょうね。(2014年5月11日)
アルベルトの乗った船が難破して、バルハラントに打ち上げられるシーン。船の脇を目を閉じたNPCのOBJが流されて行きます。あの演出は北瀬佳範くん。既に映像演出力の高さが発揮されていて、次のFF5へと繋がっていきます。(2014年5月14日)
ゲームのエンディング。プレイヤーにとっては終わりですが、キャラクター達にとっては人生の通過点でしかありません。そういう事を考えてエンディングは作っています。ゲームには明確な最後があるべきというのが自分の考え方なので、今後もエンディングがあるゲームを作るつもりです。(2014年5月29日)
ロマサガではゲラ=ハ、2ではサラマンダーとトカゲが続きましたが、3ではいなくなりました。代わりにというか、象とエビが入りました。どちらも結構後半の登場なので、育てるのは大変です。3Dになって、ああいう骨やモーションが違う種族は出しにくく成りました。何とかしたいですね。(2014年6月17日)
ロマサガ大辞典。当時の攻略本・設定本の常識を打ち破るような巨大な本でした。ところが、会社が引っ越しを繰り返す内に、どこへ行ったのか分からなくなってしまいました。手元の資料にもないようなネタまで載っていた記憶があるので、電子本でいいので再販されんもんかな?とか思ってまーす。(2014年6月28日)
FFからロマサガまでは、ファンタシーぽいということで、ドイツ語風な名前を使うことが多かったのですが、流石に飽きてきて、ロマサガ2ではジェラールなどラテンや、世界各地の名前を使うようになりました。意図的に名前の地域性を消している思惑もあるのですが、海外の人には違和感があるようです。(2014年7月28日)
RPGのゲーム時間はバトルの回数に比例すると考えます。一定のプレイ時間を保証するには一定回数以上のバトルが必要です。メモリが少ないほどダンジョンの数も少なく、マップも狭くなります。そのためバトルの頻度が高いのです。(2014年8月25日)
基本的にバランス調整はしません。勝てないとバグなので勝てる様にしますが、敵の強さはキャラクタの成長に対しての相対値です。プレイヤが自分なりのバランスで戦えばいいだけです。RPGとはそういう仕組みのゲームです。(2014年8月26日)
サガは敵が強いとよく言われますが、確かに強いです。特に雑魚敵が。ボス戦は勝てるように作らないと先に進めないので、一応手加減もする訳ですが、雑魚の場合は容赦無しです。特にシンボルエンカウンターになってからは、嫌な敵は避ければいいということで、より敵の嫌らしさが増していますね。(2014年11月4日)
キャラはパラメータから作ります。ゲーム的にキャラ被りを発生させないためです。パラメータに合わせて設定を作ります。(2014年12月21日)
サガ系のタイトルでは、敵のパラメータを関数で算出しています。調整は関数をいじって行い、敵一体一体を個別に調整するという手法を取っていません。その結果、端数っぽい数字になってます。(2015年5月10日)
今日は、ロマンシング サ・ガ で最後のサルーインやフレイムタイラントを描いてくれた代島学君の葬儀でした。彼の遺してくれたものが輝き続けるように、生きている自分は可能な限り前へ進もうと思います。代ちゃん、フレイムタイラントは、最高だよ。(2016年8月7日)
荒木作品は大好きですよ。ジョジョはもちろん、バオーやBT、アイリーンなんかも大好きです。影響も受けていると思います。だからこそ、似ない様に気を付けていますバオーの後にジョジョの連載が始まった時、「ビクトリア朝の漫画がジャンプに載るか!」と驚きましたね。(2016年12月14日)
Destiny Stone のカナ表記はミンサガ版のディステニィストーンにしました。ロマサガではデステニィストーンです。どっちが正しいとかはありません。(2022年11月6日)
ラスボスが世界最強であるべき、というのがバトルのエフェクトを担当していた高井浩のポリシーだったので、サガシリーズではラスボスより強い横ボスみたいなのは置かないという方針です。(2022年11月11日)
自分と石井君がGBタイトルを作ってある程度の手応えを感じていたタイミングでスーファミが出るという情報を得て、であれば指輪物語的な本格的なファンタジーRPGをやりたいねと話していたのが出発点です。石井君の合流は間に合わなくて結果的に一人で作ったのがロマサガ1でした。(2022年12月20日)
#ロマサガ4 死ぬ前にやりますと言いましたが、まだ死んでないので何とかなるとは思ってます。(2023年9月16日)
自分はタニス・リーが大好きです。無茶苦茶影響を受けてます。自分のファンタジーのベースはトールキンではなく、タニス・リーです。(他にも多くの創作物に影響されてます)グレイは名前だけでなくキャラ性も再現したかった人物で、オアイーヴは詩人の詩に導かれて旅するくだりを再現したかったんです。(2024年3月9日)
何かこのツイート(まだTwitterの頃です)が公式とかいう誤解をされてる方がいるようですが、ゲームのストーリーはプレイヤーが体験した事がすべてです。公式とかそういうの無いんで、好きに想像でも妄想でもして頂いて全く問題ございません。(2024年3月10日)
大昔、BEEPという雑誌でライターやってたので、キャプション付けたりは割と慣れてます。(2024年3月13日)
スクウェアのPCゲーム「アルファ」のパッケージ絵を描かれていたのが、いのまた先生。その縁でロマサガのキャラデザを頼めそうという話がありました。惣水くんの推しで小林智美さんの絵に巡り合い小林ロマサガが誕生したんですが、いのまたロマサガという可能性も一瞬あったのです。ご冥福を。(2024年3月18日)
基本的にフリーバトルはやらなくてもシナリオ追いかけて行けば大丈夫な想定で作ってます。と、どの作品でもそう言ってるんですよね。誰も信じませんよね。(2024年4月6日)
kazuko shibuya@Skazuko
シェラハはデバッグしながら、あら?彼女どうやって仲間にするん?私戦うモーション作ったよね…?河津さーんシェラハどうしちゃったの?→容量足りないから無し(2024年6月8日)
本人が本名だと思ってるのが本名でしょう? 他人の解釈なんて関係ないですよ。つまり、ホークにはホークだけが知っている別の名前があるって事ですよ。(2024年11月8日)
タニス・リーの「冬物語」(原題THE WINTER PLAYERS)はオアイーヴとグレイそして詩人の元ネタです。詩人を追い掛けてストーリーを広げていくというのを実現できたのがロマサガ2でした。(この冬物語THE WINTER’S TALEはシェイクスピアですけどね) (2024年11月8日)
「聖騎士」と書いてしまって凸られてるのはフレイバーを書いた自分の責任です。申し訳ない。
オリジナルのロマサガには「騎」という漢字が無かったんだと思うんですよね。
神殿に奉仕するという立ち位置が重要で名称は何でもいいというのは言い訳にもならんですね。(2025年1月22日)
騎士団領があるんだから漢字が無いわけないですね。(2025年1月23日)
改めて読み直すと文脈的には聖騎士で問題ないですね。修正は無しで。(2025年1月24日)
ちょっと痛い読み方なんですが、「聖騎士」に"ミルザ"とルビを振って読んでみてください。(2025年1月25日)
オリジナルのロマサガでは、
デステニィ 5文字
ミンサガでは
ディステニィ 6文字
オリジナルでは出来るだけ短い表記を心掛けてました。
デスに強勢があるのが正しい発音だと思いますが、自分としてはテニィを強く発音して欲しくてミンサガではこの表記にしています。(2025年5月6日)
なぜテニィにアクセントを置きたいかと言うとスターウォーズリターンオブザジェダイで皇帝がルークに言うセリフ。
You meet your destiny!
と言う時、tinyの方に強勢があるからです。自分にとってdestiny はこれなんで。(2025年5月6日)
「かめごうら」という完全防御行動があっての「かめごうら割り」という対抗技があると言う発想なんだけど、そもそもは。(2025年9月16日)
学生時代に田中芳樹さんにお時間を頂いて、ラインハルトやヤン・ウェンリー(漢字だと楊文里と教えて頂いた)について色んな話を伺いました。サガシリーズは田中さんの諸作品に大きな影響を受けています。まだまだこれからも活躍される事を願っています。(2025年12月1日)
(4)ミンサガリマスター
「ロマンシング・サガ ミンストレルソング リマスター」タイトルが長い! #ミンサガリマスター で行きます。#ミンサガリマスター の舞台はマルディアスという世界。この世界を創造した神マルダーにちなんだ名前。しかし、旧神マルダーを覚えているのは吟遊詩人ただ一人。(2022年11月1日)
旧神達の争いの後、光の神エロールは大地の女神ニーサと共に世界の再建に取り組みます。新たな大地、新たな草木、新たな獣、新たな人を産み出します。世界は普通の生と死の営みを取り戻したかと思われました。しかし、そこに現れたのが三邪神だったのです。(2022年11月2日)
三邪神は母なる女神サイヴァの死骸から生まれます。骨からは死を司る神デスが、心臓からは憎悪と破壊の神サルーインが、そして黒髪からは闇の女神シェラハが生まれます。彼らは新たな世界を奪い取るべく、エロールに戦いを挑みます。(2022年11月3日)
神々の戦いが始まれば世界は再び荒廃してしまう。その事を恐れたエロールは邪神達との戦いを人の手に委ねます。人々はサルーインの産み出した魔物や、デスの配下の不死の者達に追い詰められ、シェラハの作り出す闇に呑まれます。(2022年11月4日)
それでも希望を失わない人間達の為にエロールは赤い月の女神・愛の神アムトを産みます。闇を払う光以上に、どんな世界のどんな状況でも愛が存在する事が人々に勇気を与えました。邪神にも変化が起きます。死の神デスは冥府の支配に満足し戦いをやめました。(2022年11月5日)
エロールはディステニィストーンを産み出し、人間達に力を与えようとします。しかし、その真の目的はシェラハの闇の力を封じる事でした。エロールはある約束をし、シェラハの指に光のダイアモンドを嵌める事に成功します。シェラハは闇の力を失います。(2022年11月6日)
しかし、サルーインは全く動じません。それどころかエロールに対抗する様に、攻撃の手をエスカレートさせて行きます。まず、知恵と力に優れた巨人族を産み出します。次に火土水風それぞれを司る四体の恐るべき獣を産み出します。(2022年11月8日)
さらにサルーインは、エロールのディステニィストーンを模した自らのディステニィストーンまで作り出します。それを一つの魔物の体内に埋め込み最強の魔物を生み出そうとしたのです。その魔物ジュエルビーストは石の魔力に耐えきれず、暴走を始めます。(2022年11月8日)
ジュエルビーストの暴走に手を焼いたサルーインでしたが、何とか封印する事に成功します。しかし、この頃から魔物も人も争いの中で生きていく事に慣れていってしまいます。人は魔物と戦うよりも隣人から奪うようになります。それは生き抜く為でした。(2022年11月10日)
戦いの膠着状態は神々にとっては一瞬でしたが、人間世界では何世代もが過ぎ去りました。荒れた生活が当たり前になる中で、人々の為に自らを厳しく律する騎士も現れます。エロールは彼らに少しずつ試練を与え成長を促します。やがて伝説の騎士が生まれます。(2022年11月10日)
騎士ミルザは孤児だったとも、比較的裕福な家の生まれだったとも言われています。どんな生まれであったにしろ、彼は自分を厳しく律する人間に育ちました。正義を他人に求めるのではなく、自分自身が正しい道を歩む事を求め続けました。(2022年11月11日)
騎士ミルザは多くの人に愛されましたが、同じくらい多くの人に嫌われました。それは彼が正しい事を言うからです。しかし、彼を最も嫌っている人でさえ、最も信頼できる人間は騎士ミルザだと認めていました。ミルザの名声は少しずつ高まっていきます。(2022年11月12日)
騎士オイゲンがミルザとの最初の出会いを語っています。「ミルザは真っ直ぐ過ぎて扱いづらい男だと聞いているが?」と言うとミルザは笑顔で答えた「私も騎士オイゲンは真っ直ぐ過ぎて扱いづらい男だと聞いているよ」。二人の絆はこうして結ばれたと。(2022年11月13日)
騎士が生まれ正義と秩序を目指す人々が活動する一方で、貧富の差が生じ底辺の生活の中で生きる事に必死になるしか無い人々もいました。盗んで騙して奪って、そんな暮らしを続ける娘がいました。その名をアルドラといいます。火を操り恐れられるワルでした。(2022年11月14日)
アルドラとミルザの出会いについては、過剰にロマンティックなものから、本当に素っ気ないものまで様々な話があり、どれが本当なのかは分かりません。オイゲンはアルドラが盗人だったと語っているだけで、細かい話は何も残していないのです。(2022年11月15日)
アルドラとミルザの物語は、また別の形で語ることもあるでしょう。ミルザとその仲間達、ミルザの冒険そのものも一晩では語り尽くせません。彼らの事を語る機会が、いつの日か訪れる事を願っています。しかし今は、ミルザがサルーインを封じた後に進みましょう(2022年11月16日)
ミルザがサルーインを封じる事に成功した瞬間、オイゲンはそれを感じ取りました。肩に掛かっていた重荷が急に無くなったような解放感を感じたのです。オイゲンは喜ぶと同時に涙しました。それは真の友ミルザとの永遠の別れを意味していたからです。(2022年11月16日)
しかしオイゲンに悲しんでいる時間はありません。支援者と共にイナーシーの西岸に向かいます。この地の魔物を追い、農地を広げ、街を作り、イナーシーの交易で豊かな暮らしを実現する。ミルザの思い描いた未来を作り出す事にオイゲンは生涯を懸けます。(2022年11月17日)
騎士団の創設者はオイゲンだと言われますが、彼の時代にはまだ組織的な騎士団は出来上がっていませんでした。彼はリーダーとしては他人に厳し過ぎたので、それほど多くの人を周りに集める事が出来なかったのです。(2022年11月18日)
オイゲンの植民活動は成功し、いくつかの町も出来上がります。彼はその最も大きい町をミルザブールと名付けます。ミルザの街。ミルザが生きていたら許さなかったでしょうが、この名は全ての騎士にとって胸に刻むべきものなのは間違いありませんでした。(2022年11月19日)
オイゲンはミルザブールを離れ、遥か南のバルハラントの近辺に新たな拠点を築こうとします。若い騎士が増え、騎士団が形成されていく中で自分の居場所が無くなったと感じたのでしょう。新天地で活動を始めたオイゲンの前に奇妙な騎士志望者が現れます。(2022年11月20日)
竜はサルーインが封じられた事で自由を感じていた。人や神と争う事に意味を感じられなかった彼にとって、邪神からの圧力が無くなったのは幸せな出来事だった。やがて彼の住処の近くに人間がやってきた。人を殺すのに躊躇は無かったが、その連中は奇妙だった。(2022年11月21日)
早朝の日課である居住地を囲む柵の見回りに出掛けたオイゲンの目の前に、その竜は降り立った。竜の放つオーラに撃たれ、オイゲンの供の若い騎士二人は体が動かなかった。オイゲンは一歩踏み出し両手を広げた。賢き者よ何用か。オイゲンは静かに尋ねた。(2022年11月22日)
竜とオイゲンはしばらく立ち話を続けました。供の騎士二人も硬直が解けると騎士と竜の対話に引き込まれていきます。竜はどうしてもオイゲン達がこの地にやってきた目的が理解出来ませんでした。オイゲンは竜に騎士と一緒に生活する事を提案します。(2022年11月23日)
翌朝、竜が騎士の砦にやって来ます。少し体を小さくし二本足で歩いている姿を見て、オイゲンは驚きます。竜はお前達に合わせただけだと言います。竜は騎士の修行を始めます。騎士の中には不満を漏らす者もいました。竜は敵ではないかと。(2022年11月24日)
竜と共に暮らす事は良い修行になるとオイゲンは言いました。それでも何人かの騎士は彼の下を去っていきました。竜は料理や繕いが苦手でしたが、力仕事で騎士を助けました。しかし、オイゲンシュタットの城壁は竜が作ったものではありません。(2022年11月25日)
竜が共にいる風景がすっかり当たり前になったある夜、オイゲンの寝所を竜が訪ねます。お前の命はもう尽きる、オイゲンはそう言われると苦笑いし、竜に皆を集めるように頼みます。そして、特に言い残す事は無い、とだけ言い残し永遠の眠りにつきました。(2022年11月26日)
オイゲンの死後、そこはオイゲンシュタットと呼ばれるようになります。竜はその後もしばらくその地に留まります。オイゲン亡き後の騎士団が変わっていく様を興味深く眺めていましたが、やがて自分に対する風当たりが強くなると、その地を去りました。(2022年11月27日)
竜が去ったように、我々も騎士団を離れましょう。向かうは暖かなサンゴ海。海神ウコムの恩寵でサンゴ海の魔物は影を潜めました。大航海時代の始まりです。偉大な航海者や成功した貿易商が現れます。ワロン島出身のメルビルもその一人でした。(2022年11月28日)
メルビルは後にバファル帝国を建国し初代皇帝となります。人々をまとめ上げる政治力、サンゴ海交易で蓄えた莫大な財力、自ら作り上げた艦隊で勝利を得る指揮能力。卓越した力を持っていた彼ですが、大陸の諸勢力を一人の船乗りが征服出来るものでしょうか?(2022年11月29日)
伝説は彼の別の姿を伝えています。向こう見ずな冒険者メルビルの物語です。メルビルは海神ウコムの僕と共に様々な冒険の旅をします。その褒美として水のアクアマリンをウコムから授けられたといいます。また、別の冒険談も語られています。(2022年12月1日)
メルビルはトマエ火山でフレイムタイラントと取引し、それでベイル高原のアディリスと取引し、さらにタイニィフェザー、水竜、またフレイムタイラントと、何度も取引を繰り返し、遂に風のオパールを手に入れたのだと言います。商人らしい逸話です。(2022年12月2日)
メルビルの後継者達は南バファルに勢力を伸ばして行きますが、それは沿岸地域に限られていました。サンゴ海沿岸部からイナーシー沿岸部へと、海と港が目標でした。しかし、ゴールドマインで金が発見されると、一気に内陸部の開発が進み始めました。(2022年12月3日)
サンゴ海で培われた帝国の造船技術と航海術がイナーシー貿易を一気に拡大しました。イナーシー沿岸地域の人口も爆発的に増加します。これがバルハラントのバルハル族には大きな問題になります。多くのバルハル族が移住を選択します。行く先は帝国でした。(2022年12月4日)
豊かな帝国での豊かな暮らしを夢見たバルハル族でしたが、彼らの技術は狩猟しかありません。食うに困った彼らの仕事は鉱山労働か傭兵でした。そんなバルハル族を利用したのが時の皇帝レリア2世でした。彼らを率いて北バファルへの遠征を敢行したのです。(2022年12月5日)
もちろんレリア2世の北バファル遠征は十分に準備されたものでした。拠点になるヨービルには十分な物資が集積され、遠征軍が補給に悩むことはありませんでした。広大な領土を獲得し、遠征は成功します。しかし帝国民には不評でした。儲からなかったのです。(2022年12月6日)
今回の北方遠征がメルビルの帝国建設にも匹敵する事業だと自負していたレリア2世としては、目先の利益基準の臣民達の評価が気に入りません。遠征のモニュメントとして、また北方支配の礎として、荒地だったイスマスに新しく城を建設します。(2022年12月7日)
イスマスは魔物や地震の多い地域で長年放置されていました。イスマス城の建設と維持には多大な労力と資金が必要でした。北バファルへの支援は疎かになり、多くの植民者が孤立します。最も北方のクリスタルレイク地域は悲惨な状況に陥ります。(2022年12月8日)
クリスタルレイクは、光り輝くその姿を遠方から見たレリア2世が名付けたのだと言われています。バファル帝国の最北の領土で、一部のバルハル族がその地域に入植します。彼らは魔物や敵対的な勢力の脅威にさらされながらも、集落を維持していました。(2022年12月9日)
帝国の興味がイスマス城やヨービル付近に留まる中、遠方に住むバルハル族は居住地を放棄し帝国の勢力圏内に避難するしかなくなります。そうした避難民の中にローザ・ライマンという名の少女がいました。彼女は母親と共に同胞のバーズリー家に保護されます。(2022年12月10日)
ローザはバーズリー家の伝手で帝国に仕えます。長身で金髪のローザは派手好きな皇太后の目に留まり、幼い皇帝の身辺警護役に取り立てられます。しかし皇太后は、ローザが実際に皇帝の命を守る事になるとは想像もしていませんでした。彼女は武人でした。(2022年12月11日)
ローザは33年もの間、皇帝を守り続けその危機を何度も救います。その度に彼女の身体には傷痕が増えていきました。皇帝は彼女の労に報いるために領地を与えようとします。ローザはクリスタルレイクを望みました。そこは帝国領とは呼べない場所でした。(2022年12月12日)
ローザはバーズリー家も含めた一族を率いてクリスタルレイクを目指します。彼女が皇帝から授かった領地を本当に自分のものにした時には50歳をとうに越えていました。しかしクリスタルレイクは大幅に水位が下がり、幼い頃に見た輝きをすっかり失っていました。ローザは立ち上がれませんでした。(2022年12月13日)
そこに天啓が示されます。ローザはすぐさまメルビルへ向かい、皇帝から一つの石を借り受けます。次の夏にはクリスタルレイクは満々と水を湛えたかつての姿を取り戻していました。石の力か、自然の恵みか、ローザは満ち足りた気持ちでこの世を去ります。(2022年12月14日)
ローザの死後もライマン家は勢力を伸ばします。ローザリアと呼ばれるようになったその地域を越え、イスマスを帝国から奪い、ヨービルも勢力下に収めます。ローザリアが成長していた同じ頃、遠くユーエン大陸でも新しい勢力が生まれていました。(2022年12月15日)
ユーエン大陸マラル湖畔に住むクジャル族は、小さな氏族に分かれて争い合っていました。誇り高く勇敢な彼らは、周辺部族からすると利用しやすく、また利用する価値のある存在でした。そんなクジャル族にも一人の英雄が現れます。その名をユスフといいます。(2022年12月16日)
ユスフはクジャル族の中でも小さな氏族に属していました。父や年上の兄達は戦いで命を落とし、末っ子の彼が一族を背をわねばなりませんでした。彼は別の氏族の娘と恋に落ち結婚の約束をします。娘の父親もユスフを高く評価していました。(2022年12月17日)
しかしユスフは戦場で娘の父親と向き合わねばなりませんでした。彼の放った矢は愛する人から父親を奪いました。二人は敵味方に分かれて争わねばならないクジャル族の宿命を憎み、守り神である水竜の下を訪れ問い掛けます。クジャル族は一つになれないのかと(2022年12月18日)
ユスフは水竜の試練を乗り越え、妻と共に水竜の鱗を持ち帰りました。そして同胞に問い掛けます。他の部族にこき使われ互いに殺し合うのか、一つにまとまり新たな歴史を作るのかと。人々はこの若い男が天性の指導者であると認めます。(2022年12月19日)
ユスフはクジャル族の首長になりますが、誰もが簡単にその地位を認めたわけではありません。そこでも多くの同胞の血が流れました。大いなる矛盾を感じながらも、ユスフは立ち止まる事は出来ませんでした。全クジャル族を統一すると彼は次の目標へ向かいます(2022年12月20日)
ユスフの次の目標は周辺部族の征服でした。彼は現実政治家でした。クジャル族を奴隷のように扱った部族も、友人のように扱った部族も、彼に役に立つかどうかで付き合い方を決めました。クジャル族はユーエン大陸最大の勢力となりエスタミルに迫ります。(2022年12月21日)
しかし、ユスフには時間が残っていませんでした。水竜が彼に与えた時は尽き、エスタミルを手に出来ぬまま、彼は冥府へ旅立ちます。クジャラートは力を失い、エスタミル王国は100年ほど命数が延びることになりました。(2022年12月22日)
ユスフという傑出したリーダーを失い、クジャラートはしばらく低迷します。しかし少しずつエスタミル王国に圧力を掛け続けました。その結果、エスタミルは疲弊し、まず南エスタミルを失います。そして下水道から現れたクジャラート兵に滅ぼされます。(2022年12月23日)
エスタミルを手にした勢いのまま、クジャラートはさらに東へと進みます。そしてアルツール近郊でローザリアと激突し、大敗を喫します。ローザリア軍を率いていたのはカール1世。生ける伝説に新たな一ページが付け加えられたのです。(2022年12月24日)
カール1世がまだ皇太子の時、ヨービルの反ローザリア派が蜂起し、帝国軍を呼び入れます。帝国は同時にイスマス城を包囲します。イスマス城が包囲された事で付近の魔物達の活動も活発になります。この危機にカールはまず魔物の討伐を優先します。(2022年12月25日)
魔物討伐を優先したローザリアの評判は高まりました。その後カールはイスマス城救援に向かう姿勢をみせます。これはヨービルにいる帝国軍を引っ張り出す計略でした。カールは新編成の騎兵部隊をアルツール付近に秘かに集結させていたのです。(2022年12月26日)
皇太子カールはヨービルから北方へ向かって進軍していた帝国軍を捕捉すると騎兵による急襲を敢行しました。帝国軍は壊乱しヨービルに向かって敗走します。カールはヨービルまで追撃し、ヨービル市民に和平案を提示します。(2022年12月27日)
ヨービル市民はカールの完全な自治権を含む和平案を受け入れ、帝国軍を船に乗せて追い払います。後方の安全を確保したカールはゆっくりとイスマス救援に向かいます。ヨービルを失っては利益になりません。帝国は金の掛かるイスマス包囲を解き撤退しました。(2022年12月28日)
王位を継いだカールはローザリア軍を騎兵中心に完全に作り替えます。そこへ侵攻してきたのがクジャラートだったのです。アルツールの戦いでは、クジャラート主力の弓兵が騎兵に分断され、力を発揮出来ぬまま粉砕されてしまいます。(2022年12月29日)
大きな打撃を受けたクジャラートでしたが、首都をエスタミルに移し、国力を増大させます。そして東への拡張を諦め、ユーエン大陸の南部騎士団領に狙いを定め攻撃を仕掛けます。コパー峠の戦いは騎士団の体力を奪っていき、騎士団は各国に救援を求めます。(2022年12月30日)
騎士団は世界中の大小様々な勢力の手助けをしてきました。今回の存亡の危機に世界中に助けを求めます。しかし救援に駆けつけたのはただ一人、ローザリア王カール1世だけでした。ローザリア軍も騎兵を運べる船はわずかだったので、主力は歩兵でした。(2022年12月31日)
ローザリア軍来援の報はクジャラート側にも届いていました。彼らは騎士団が強化される前にとがむしゃらに攻勢を掛け、コパー峠の砦の幾つかを陥落させ、ミルザブールへ殺到します。しかしこれはカール1世の作戦でした。(2023年1月1日)
兵数で劣っていても野戦であれば勝てる自信がカールにはありました。ミルザブールの城壁を守る最低限の守備兵を残し、ローザリアと騎士団連合軍は野外に伏せていたのです。そしてクジャラート軍の城攻めが佳境に達した時に背後から攻撃を掛けました。(2023年1月2日)
クジャラート軍は大混乱に陥りますが、兵数に優る分徐々に体勢を立て直します。勝負所を感じ取ったカール1世は少数の騎兵を率い敵の主力である弓兵隊に突撃します。この攻撃で主力を破られたクジャラート軍はバラバラになりました。ローザリアの勝利です。(2023年1月3日)
カール1世は再びクジャラート軍を打ち負かしましたが、その勝利を目にする事はありませんでした。若いクジャルの射手が放った矢がカールの鎧を貫いたのです。その矢は水竜の祝福を受けていたと言われます。しかしその射手も戦場に倒れました。(2023年1月4日)
クジャラートは多くの兵士を失い、ローザリアは一人の王を失いました。両国の拡張の季節は終わり、内政の充実と政争の時期が訪れます。我々は再び帝国へと目を向けましょう。 ここに一匹の竜がいました。竜はエロールに人間にして欲しいと頼みます。(2023年1月5日)
「海賊になって暴れ回りたい!」竜の願いをエロールは聞き届けます。「その代わり、十分楽しんだ後で私の願いも聞いてくれ」海賊になった竜はシルバーと名乗りサンゴ海の船乗り達を震え上がらせます。しかしシルバーは満足出来ません。(2023年1月6日)
ある日シルバーは吟遊詩人が歌う帝国の至宝の詩を耳にします。風のオパールを手に入れれば、すべての海賊を超えた伝説になれる。シルバーは帝国からオパールを奪いました。そこにエロールが現れます。次は自分の願いを叶える番だとシルバーに告げます。(2023年1月7日)
シルバーはシルバードラゴンに戻り、海賊シルバーの宝を自ら守る事になります。ディステニィストーンを手にすべき新たな英雄達が現れるまで。シルバーがその任から解放される日は訪れるのでしょうか? その時シルバーは何を語るのでしょうか。(2023年1月8日)
ディステニィストーンを巡る伝説に、新たなページを付け加える英雄達。私は彼らと共に旅をし、彼らの冒険を詩にしましょう。そしていつの日か、人々の前で語りましょう。彼らが見た夢と歩んだ道を。
ご静聴有難うございました。神々が共に在らんことを。(2023年1月9日)
開発者インタビュー
■「優美な世界の果て」(金子一馬氏と小林知美氏の対談)ゲーム批評1996Vol.11 pp.64-69
#以下に一部抜粋。
| 金子:でも美形キャラ格好いい。男が惚れますよ。ロマサガ1のホークとか。 小林:あれ「リボンの騎士」に出てくる海賊ブラッドがモデルなんです。 金子:あと、ロマサガ1にサルーインっていたじゃないですか。あれが格好良くて。 小林:あれ、ヤバいんですよ。ペニスケースが付いてるんです。 |
■『サガ』は自分にとっての学校。『SAGA2015(仮題)』は学びを経て挑む集大成――伊藤賢治氏インタビュー
ロマンシング★嵯峨 編集部,ファミ通.com,【『サガ』シリーズ25周年記念企画】(2015.01.19)
#以下に一部抜粋。
| 当時の『FF』で使っていた楽器は使わず、自分はこういう楽器を使おうと、いろいろと差別化を図っていました。
河津さんを含めて、社内ではあまりいい評価はいただけなかったんですね。 |
■色鮮やかな『サガ』のキャラクターたちはどのように生み出されるのか? 小林智美氏インタビュー
ロマンシング★嵯峨 編集部,ファミ通.com,【『サガ』シリーズ25周年記念企画】(2015.01.20)
#以下に一部抜粋。
| ジャミルについては、ちょっとガッシリした感じのキャラクターを描いたら、「もっとライトにしてください」と言われたので、描き直しました。ジャミルが女装するイベントがあると知ったのは、ゲームが完成してからで。
――ご自身がデザインしたキャラクターがドット絵になった姿を見たときは、どんな感想を抱かれましたか? 小林 限られたマスを埋めていって、私の絵になるってすごいな、と思いました。『ロマサガ』を遊んだ友だちからは、ドット絵が「8頭身のキャラクターに見える」と言われました。 |

出典:荒木飛呂彦(1988年10月)「ジャンプコミックス ジョジョの奇妙な冒険(6)」. 集英社. p.169
■『SAGA2015(仮題)』は“ふつうのロープレ”を目指して開発中! SQEX河津秋敏氏インタビュー
ロマンシング★嵯峨 編集部,ファミ通.com,【『サガ』シリーズ25周年記念企画】(2015.01.21)
#以下に一部抜粋。
| ――叙事詩という意味の“サガ”から取ったわけではないのですか? 河津 そういう意味じゃないんです。だから、あえて中黒を入れているんです。 ――ゲーム内のセリフにある、生き物の“性(サガ)”、という意味でもない? 河津 あれは、後から付け足したものです(笑)。 ――『ロマサガ』のほうは、タイトルはどのように決めたのですか? 河津 “ロマンシング”を考えたのは、イノノブさん(井上信行氏。『ライブ・ア・ライブ』などを担当)です。 ゼロから作っている時間がなかったので、すでに世界観がある『ロマサガ』をリメイクすることにしました。その前から、リメイクしたいという気持ちもありましたし。気持ち的には、続きの話を作りたいぐらいの勢いなんですけど、なかなかそこまではいかないですね。 ――『ロマサガ』の続きのお話ですか? サルーインを倒した後ということでしょうか。 河津 そうなりますね。構想だけはあるのですが、なかなか実現はできませんね。 |
■『ロマサガ』の自由度と難度が高い理由。『ミンサガ リマスター』河津秋敏氏動画インタビューの内容を全編書き起こし
ごえモン 編集部,ファミ通.com,(2022.11.12)
#以下に一部抜粋。
| ――初代『ロマサガ』を神話ベースの物語にした理由は? 『指輪物語』のような本格的なハイファンタジーと呼ばれる世界観のものを作ってみたいということで、そのために背景からしっかり作ろうと直接ゲームには出てこない神話や世界観を組み立てていきました。そういったストーリーを作ること自体が目的だったので、ああいう話になりました。 『ロマサガ』をリメイクするときに「新しく主人公を追加できたらしたいよね」という話が出て、じつはダークは主人公用に作ったキャラクターだったんです。 30年前の『ロマサガ』にはアルドラはいなかったのですが、新たに『ミンサガ』を作るときに設定を補強して、ミルザの仲間にはどういうキャラクターたちがいたのかを決めていくなかで生まれたキャラクターです。 |
■[インタビュー]「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」には,オリジナル版の開発者と当時のプレイヤー,両者の思いが込められていた
編集部:Junpoco,ライター:大陸新秩序,4Gamer.net(2022.12.24)
#以下に一部抜粋。
| 新キャラクターやシナリオを追加しようと思ったきっかけに,「『ロマサガ1』のファンなら,皆ミルザの話を知りたいのでは」という三浦さんのひと言があったんですが,根本には“私が当時プレイヤーとして抱いていた思い”がありました。「このキャラクターが仲間になるといいのに」「この話に続きはないのかな」という,素朴な思いですね。それがオリジナル版のプレイヤーの皆さんに届いていると嬉しいです。(上野真史氏) |
ロマ1の話題
■発売当時の空気感
2022年12月、渡辺徹氏の訃報に関わって「スーパーマリオクラブ」の動画が挙がっていたので懐かしんで観てみたら、優勝者が選んだ賞品がロマ1で驚いた。追悼【渡辺徹】俺たちのアニキが一番乗っててキレキレだった時の神回【伝説のスーパーマリオクラブ 前嶋回】
番組内でのロマ1の紹介:ゲームボーイで大人気のサガシリーズがついにスーパーファミコンに登場。好きなキャラクターを選んでプレイすることができるマルチオープニングシステムを導入した超話題作、ロマンシングサガだ。
そう、ロマ1ってこういう時代に登場したんですよ。現在の尺度で測れるものではありません。
■サルーインの顔
SFC版のサルーイン様の顔の見え方は十人十色?
・コンノトヒロFANBOXさんの2014年11月10日のtweet
・【画像】サルイーンの顔を口だと思ってたわ
・ブラフ丸さんの2018年8月25日のtweet
・ロマサガ1のサルーインの顔ってこんな風にしか見えない
・>サルーインだっけ?ドット絵の横顔がスタンドのブラックサバスに見えてしょうがなかった(oさん,2024年1月28日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf2648372125550dfebce807fc7199f0b2938de

出典:荒木飛呂彦(1996年7月)「ジャンプコミックス ジョジョの奇妙な冒険(48)」. 集英社. p.141
私もコンノトヒロFANBOXさんのように仮面を被った横顔だとずっと思っていました。
他で例えるならば、後作「聖剣伝説3」で登場する死を喰らう男の顔のような。

出典:聖剣伝説3 TRIALS of MANA, SQUARE ENIX.
下図のように顔を拡大してみると・・・「あれ?違うのか!?」ってなりますけど。

造形が謎であったサルーイン様のご尊顔でしたが、後のWSC版でははっきりと描写されました。

こちらも顔を拡大してみると・・・小林画伯のイメージイラストと同様の妖艶な表情を拝むことができます。
■道に落ちているゲーム
「みやび通信」さんの2017/1/5の記事「道に落ちているゲーム」「道に落ちているゲーム?どういうことだろう?」と思ったら、タイトル通りで道に落ちているゲームの話でした。
>道に落ちてるゲーム市場はほぼロマサガ1強の独占市場
とのことです。
■戦闘曲のカッコよさ
「雨降りの庭」さんの2020/8/11の記事「ロマサガ戦闘曲のカッコよさの秘密を探る」ロマサガ戦闘BGMについて考察を進めていらっしゃる。
私は音楽専門ではないので詳しいことは分かりませんが、こういう視点も面白いと思う。
■「はいぼく!」
「言の葉の魔力」さんの2019/11/13の記事「「私の ただいちどの はいぼく!」そこが”ひらがな”なのね」>サルーインと言えば「はいぼく!」を連想する人がいるほど印象に残る
私はロマ1で漢字か平仮名かを気にしたことは無いけど、言葉にこだわる人はこう感じるのかーっていう話。

なお、「はいぼく」が漢字になっていないことについては、普通に考えたら容量不足で「敗」と「北」の漢字が作れなかったから・・・と思うかもしれませんが、当サイトの漢字羅列の項目を見ていただければ明らかですが、ロマ1には「敗」と「北」の漢字は実装されています。
加えて、容量的な話としては、平仮名2文字=漢字1文字なので「はいぼく」と「敗北」の容量は同じです。
では、「はいぼく」が漢字ではなく平仮名なのには何か特別な事情があったのでしょうか?
例えば、漢字にした場合に表示上の不都合(くずれたり、かぶったり)があったから平仮名になっているかもしれません。
ということで、試しに数値を書き換えて「はいぼく」を「敗北」にしてみました。

・・・従って、「はいぼく」が「敗北」ではないのは開発側のミスではないでしょうか。
#補足として書いておくと、他の漢字は「一」はありますが「何」、「度」、「思」、「出」はありません。
■クローディアの去就
「縞庵」さんの「クローディアの去就の話」
サルーイン討伐後にクローディアはどうするのか?ということについての考察です。
なるほど、そういうことを考えたことは無かったなーって刺激的でした。
縞庵さんは考察がメインではなく、ロマ1を題材にした小説がメイン。
縞庵さんによると、その小説の設定を固めるための土台として考察をしたとのことでした。
私は妄想?小説には全く興味が無いので大事典に掲載されている小説?ですら一度も読んだことがないのですが、縞庵さんの上記の話を聞いて縞庵さんの小説に俄然興味が湧いてきて読んでみることにしました。
縞庵の管理者しまさんは直近では「聖剣伝説 Legend of Mana ‐The Teardrop Crystal‐」アニメ化記念「聖剣伝説」シリーズファンノベルコンテストで優秀賞に選ばれるほどの文才に長けた方です。

日頃説明文しか読んでいない私は久しぶりに文学作品を読んだので、見慣れない漢字の読みや言葉の意味を調べながら拝読させていただきましたが、縞庵さんの独自設定は違和感無くすんなりと受け入れられ、まだ語られていない部分で縞庵さんがどういう設定にしているのだろう?と興味深く読み進めることができました。
続きが楽しみです。
縞庵さんのサガ系作品リスト
■元ネタ?
ロマサガ元ネタ考察wiki栗本薫氏の「グイン・サーガ」が元ネタだという主張でいろいろ書かれている。
未完のまま2020年で更新が止まっているので、まずは完成させてほしい。
あと、できたらロマ1とミンサガも分けて議論してほしい。
なお、河津氏はTwitterにおいて、
| ファンタジー小説のファンの方ならお分かりかとおもいますが、ロマサガはタニス・リーさんの影響を受けた作品です。 表面的に言えば、グレイやオアイーブといった登場人物の名前をオマージュとして使っています。 それ以上に、吟遊詩人の使い方に強く印象を受けました。機会があれば是非読んで下さい。 (2014年2月6日) 自分はタニス・リーが大好きです。無茶苦茶影響を受けてます。 自分のファンタジーのベースはトールキンではなく、タニス・リーです。(他にも多くの創作物に影響されてます) グレイは名前だけでなくキャラ性も再現したかった人物で、オアイーヴは詩人の詩に導かれて旅するくだりを再現したかったんです。 (2024年3月9日) |
誰か関心のある方は整理してみてはいかがでしょうか?
■タラール語生成規則
アニヲタWiki(仮) タラール語こういう話は興味深い。しかしながら、河津氏の
| ロマサガのアイシャが使うタラール語。ゲーム内ではアイシャ以外数名しか使いませんが、一応生成規則を作っています。 それに従うと、カヤキス=BLACK。ザアタル=GRANPA。コエリ=GONE。 という感じで日本語の音がアルファベットに対応しています。つまりアイシャは英語風に喋ってます。 (2014年7月24日) |
やはり、私としてはSFC版ベースで・・・つまり、「カヤキスは『黒い』の意味で、『悪魔』は省略されている」なんて逃げないで、カヤキスで「黒い悪魔」と訳したい。
・・・と思っていたのであるが、eicoさんがこの件についての調査史を調べてくださった。
何と2002年1月・・・即ち2005年4月のミンサガ発売以前に「カヤキス=BLACK」に辿り着いていた方がいたのである(トリフィドさん、kawaseさん)。
これには感服であり、タラール語が補完されたミンサガ以前にこの事実に辿り着けていたのならば、「カヤキスを黒い悪魔と訳していないからダメ!」なんて難癖をつけるのは野暮ってものである。

#画像:http://rsaga-wsc.nyusuke.com/log03/rswsclog124.html
ただ、大事典にはカヤキス(kayakis)について以下の記述があるのもまた事実。
| タラール語で「カーイ(kay)」が”黒い”、「アキス(akis)」が”異世界の人、悪魔”の意味。 |
しかしながら、このタラール語については、kawaseさんが辿り着いた「カヤキス=BLACK」は考察の範疇であってゲーム内での事実ではないので、ゲーム内のタラール語について「カーイ(kay)」が”黒い”、「アキス(akis)」が”異世界の人、悪魔”という意味であることを否定できるものではない。
故に、私としてはやはりSFC版ベースの生成規則を知りたいと思う。
■ロマ2との繋がり?
「機械仕掛けの鉄板」さんの考察2本。
管理者のFeさんは私と違ってミンサガでの改変、WSC版の追加要素、携帯版ロマ2の追加要素を全て容認していらっしゃる。
それ故にロマ1(に関わる)考察をするにあたっての前提となる条件が私とは全く異なるので、考察での主張(結論)も私からすると納得しがたいものではある。
しかしながら、前提となる条件が違うが故に構成される世界自体を否定することはできないし、「そういう見方もあるのか!」という面白さは間違いなくあると思う。
#過去日記にもロマ1絡みの考察(妄想設定)があって興味深いです。
当時のファミ通記事
とてもありがたいことにInternet Archiveで過去のファミ通が閲覧可能になっていました。そこで、過去のファミ通における当時のロマ1に関する記事についてまとめてみました。
(1)掲載内容の概要
■146(1991.10.4)「『ロマンシングサガ』発表!!」(pp.86-87)において以下のような記事が掲載されている。
・新シリーズは『FF』シリーズとは対極をなすものなのだ
「ディステニィストーン」という表記。
・ゲームの中心となる"フリーシナリオ"とは!?
・ドラマをつくる8人の主人公たち
■147(1991.10.11)
「『ロマンシングサガ』続報」(pp.86-89)には開発中の画面も掲載されている。
・開発中はマリアが左で、ルドルフが右。
・開発中のタラール村は製品版よりも潤っていた。
・クジャラートの地図に「ドラドール」と「コパートウゲ」も表示されている。
・開発中は「海」や「峠」が漢字ではなくカタカナ表記だった。
・開発中はステータス画面に「きょうぐう」と「攻撃」の項目もあった。
■148(1991.10.18)
記事としては無し。
■149(1991.10.25)
「話題の焦点 フリーシナリオを追う」(pp.157-161)には開発中の画面も掲載されている。
・イスマス襲撃が昼間で、ドラゴン系ではなく無機質系シンボルに囲まれている。
・ファラの母親がいない。
・アルベルトの削除台詞「ここは ぼくがひきうけるよ」。
・モニカの削除台詞「すきなだけ やすんでいっていいわよ」。
・シフの母親が「村のまじない師」という設定。
■150(1991.11.11)
記事としては無し。
■151(1991.11.18)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.44-45)で「戦闘システム」について掲載されている。
・装備の選択欄が「そうび つかう こうかん はずす」。
・「じつは盾にも必殺技があるのだ。でも盾の場合、相手にダメージを与えるというよりは、特殊防御技かなにか・・・」という記述あり。
◆開発中のキャラグラフィック?
「初公開!これがバトル画面だ!!」で紹介されている画像には見慣れないグラフィックが2つ。
一つは、「ゲラハ」。

開発中は緑ではなくロマ2のサラマンダー色だったようである。
#↑は雑誌の掲載画像をもとに再現したものである。
もう一つは、有翼系の「こうもり」。

開発中は製品版よりも怖い顔だったようである。
#↑は雑誌の掲載画像をもとに再現したものである。
また、ファミリコンピュータマガジン(1991/11/15)付録によると、製品版では「飛んでいる」ドラゴン系シンボルであるが開発中は「這っていた」ようである。
◆開発中の技名?
「必殺技の威力(その一例)」の表に見慣れない技名が記載されている。
| 必殺技 | 武器名 | 威力 |
| ブーメランスロウ | 斧 | 斧をブーメランのように飛ばして攻撃する |
| 彫像剣 | 大地の剣 | 切って石化させる |
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「ロマン・寝具・性」(p.64)
■152-153(1991.11.15/22)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.40-41)で「マップ」について掲載されている。
・「クジャラート」ではなく「ユーエン」。
・開発中の迷いの森は川が流れている。
・「都会の盗賊」ジャミルのスタート地点は「北エスタミル」。
■154(1991.11.29)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.42-43)で「初期のシナリオ」について掲載されている。
◆削減台詞
開拓村の母親の「こどもが モンスターにさらわれてしまって・・・・」に対する選択肢の台詞が
| 「かわいそうだが しょうがない」 「まかせとけ たすけだしてやる」 |
・ナイトハルトの削除台詞「とつぜんで すまんなルドルフ だいじな ようけんを おもいだして たちよったのだ」。
・オウルの削減台詞「さっそくじゃが」。
■155(1991.12.6)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.118-119)で「個人別シナリオ1」について掲載されている。
画面は製品版と変わらない。
・削減台詞「そうげんに ざいほうがかくされたあながあるんだけど きょうりゅうのあなと くべつがつかないんだ」。
■156(1991.12.13)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.118-119)で「個人別シナリオ2」について掲載されている。
・主人公ジャミルのところにはハーレムで「ファラと一緒にいたのは、なんとアイシャ。」という記述がある。
・「12月中旬発売予定」。
■157(1991.12.20)
「フリーシナリオ徹底解明編」(pp.110-114)が掲載されている。
・「発売日が1月28日に決定したぞ」。
■158(1991.12.27)
・「読者のご意見番」(p.15)にスクウェアについての意見が採用されている。
| スクウェア関係の本やCDが出るとすぐに買ってしまう私は、すっかりスクウェアのカモです。(千葉県 井沼俊輔 16歳) |
「徹底攻略第2回」(pp.94-101)が掲載されている。
・「堕落した死者」と「恨み持つ死者」の持っている武器のグラフィックが細身剣ではなく「鎌」!
・「スカラベ」の配色が若干異なる。
■159(1992.1.3)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.22-23)で「モンスター」について掲載されている。
・骸骨系の「スカルナイト」は製品版には存在しない。色が若干異なるのは「ウェンディゴ」。
・「ゲルショッカー」のブツブツが製品版より目立っている?
◆「シンボル」という表現
| 「ロマンシングサ・ガ」のフィールド画面には、キャラクターと同じ大きさのモンスターがいるよね。じつはこれ、モンスターの属性を表すシンボルのようなものだ。この動きまわっているシンボルとキャラクターが接触すると、戦闘シーンに切り替わるぞ。 |
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「オマンチン臭か」(p.64)
■160-161(1992.1.10/17)
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「そないせんでもよろしいがな」(p.64)
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.118-119)で「サブキャラクター」について掲載されている。
・「15歳の少年がダウド」という記述あり。本当にそうならば、アイシャ(16歳)を抑えての最年少になる。
■162(1992.1.24)
・「スーパーマリオクラブ今週のおススメソフト」(p.15)でロマ1が取り上げられている。
| 予想販売本数80万本。 いままでのRPGとはまったく違った、斬新なシステムをふんだんに盛り込んであるのだ。そのなかのひとつであるフリーシナリオによって、プレーするごとに物語の展開が幅広くなってくるぞ。もちろん、キャラクターによっても物語は変わってくるのだ。スクウェアから1月28日の火曜日に発売で、価格は9500円。気になる容量は8メガ。バックアップできる数は3つになるようだ。
|
「独占!ロマンシングサ・ガ ニュース」(pp.70-71)で「デステニィストーン」について掲載されている。
「10種類の石を集めよう!」という見出しで、
・光のダイヤモンド:やっぱり光に関係するような場所に隠してあるんだろうね。
・闇のブラックダイヤ:"闇"とか"黒"のつく地名なんかがあやしそうだ。
・魔のエメラルド:地図にも書かれていない魔の島に眠っているぞ。
と記載されている。
■163(1992.1.31)
「総力特集」(pp.81-96)が掲載されている。
・余計なものが書かれていないマルディアスの地図が扉絵。
・エスタミル下水道のデス教神殿を「謎の老人の部屋」と記載。
・状態異常「憑依」を「恐依」と誤字している。
■164(1992.2.7)
クロスレビューで9、8、8、6の計31点を獲得。
| 紹介文:プレーヤーの行動によって、異なった話の展開が楽しめるという自由度の高いRPG。武器を使い込むと必殺技を覚えるなど、斬新なシステムが盛りだくさん。 浜村通信(9点):グラフィック、シナリオのデキは、「FF」のほうが数段上。でも、ゲームという、おもちゃの1ジャンルとして評価するなら、こっちのほうが勝つと思う。「FF」が守りのゲームなら、「ロマンシング」は攻めのゲーム。面倒くさいけどいろいろやれた「FFⅡ」が好きだった人にお奨め。 アルツ鈴木(8点):スタート時に選ぶキャラクターによって、ゲームの展開が変わってくるので、何回でも遊べてしまうのだ。いやなイベントに出くわしたら、やめちゃってもいい!なんてところもイカす。BGMは「FF」シリーズのほうがよかったような気がするけど、及第点はいってると思う。 渡辺美紀(8点):キャラが8人いて、さらにストーリーにいくつも分岐点がある。つまり、プレーする人、ひとりひとりが違うゲームになるわけで(目的は同じでも)、それってスゴイよね。まだひとりのキャラでしか遊んでないから、的確な評価も感想も言えないけど、この新しさはいいみたい。 TACOX(6点):「FF」の臭いがみっちり染み着いてて、私はどうしても馴染めそうもない。複数分岐のシナリオシステム自体はそれほど目新しいものではないけど、でもまあよくめげずにやったなあと感心。惜しむらくはなんだかいい加減な戦闘シーンとビジュアル。「FF」よりもクオリティーが低い。 |
また、「ロマンシングサ・ガ マルディアス制覇の旅 第2部」(pp.85-100)が掲載されている。
◆削除台詞
「バーバラでハーレム探しを」には主人公バーバラがハーレムにいるアイシャと話している画像が掲載されている。
表示されている台詞は以下の通り。
| 「タラール族とはめずらしい・・・・ どれいしょうにんに つかまったのか・・・・」 「バイバイ」 「いっしょににげよう!」 |
しかしながら、残っている台詞は以下のようなもので、上記の赤色台詞は製品版には残っていない。

◆謎の情報
「とっておきのマル秘情報」には以下の怪しい記述がある。
・「彼女が仲間にいると、あるときからどの町の宿屋の主人にも、迷いの森に帰るように言われるのだ。」
宿屋の主人?・・・オウルは宿屋の主人に語りかけたらしい。
・「ナイトハルトの秘密。じつはゲーム後半にあるイベントが発生すると、彼は大きな行動をとるんだけど・・・内緒だ。」
雑誌編集部に先行配布されたバージョンは製品版とは違って、ナイトハルトイベントや↑のハーレムアイシャイベントが残っていたということだろうか?
■165(1992.2.14)
「ロマンシングサ・ガ マルディアス制覇の旅 第3部」(pp.77-92)が掲載されている。
・「クイズ脳天逆落とし」(p.34)でロマ1が題材になっている。
■166(1992.2.21)
・「LETTERS伝言板」に以下の投稿がある。(p.63)
| 高校入学も『ロマンシングサ・ガ』のフリーシナリオシステムだったらなぁ。と、思う私は中学3年の受験生です。(愛知県 KEIGOI 14歳) |
スクウェア広報の平田裕介氏と惣水清貴氏の気になるコメントを以下にピックアップする。
・平田:あれは7つしかないんです。ミルザが封じ込めたときが10個だったんですよ。長い年月の間にひとつ失われ、それがサルーインの復活の原因になったんです。
・惣水:(エルマンは)当初の予定では、別れたあとは、ノースポイントで店をやるはずだったんですけど。
・惣水:じつはシルベンは〇ロ○○だったということが判明します。
・平田:一応、ディアナはナイトハルトのところに行ってから、弟のアルベルトを捜し回っているみたいですよ。
■167(1992.2.28)
・「ファミ通町内会」(p.67)でロマ1ネタ。「『ロマンシングサ・ガ』のアイシャは清水ミチコに似ている。」
・「FF新聞」で「『FF』『ロマンシングサ・ガ』を比較」(p.148)が掲載されている。
「『ロマンシングサ・ガ』は『FFⅡ』の直系だ!!」
■168(1992.3.6)
・「読者のご意見番」(p.15)にロマ1についての意見が採用されている。
| 『ロマンシングサ・ガ』は、弟とは違うキャラクターを選んで遊んでいるので、ストーリーの先を話されてもへっちゃらである。(神奈川県 武田利秋 17歳) |
■169(1992.3.13)
◆不具合についての謝罪
「FAMITSU EXPRESS」で「『ロマンシングサ・ガ』のセーブデータが消えちゃう!?」(p.9)という不具合についての謝罪が掲載されている。(この号の発売日はロマ1発売から丁度1ヶ月後の2月28日である。)
| 「ごめんなさい。『ロマンシングサ・ガ』は『FF』シリーズ以上に特殊効果を創り出そうとした結果、画面上で使用可能な数以上の、グラフィックを描き込んでしまったところがあるんです。つまり、戦闘中、画面に一定数以上のキャラクターが登場した場合、画面の一部が崩れてしまう場合があるのです。たとえば、バイゼルハイムでのイフリートとの戦いで、プレーヤーが召喚獣を呼び出し、イフリートが"火の鳥"を使用したときなどに、そのような症状が見られることがあります。そのまま戦闘を続けるとゲームを続けられなくなったり、セーブデータをおかしくしてしまう危険があるので、画面がおかしくなったらリセットしてください。なお、イフリートとの戦いでは召喚獣を使わずに戦えば、ゲームにはなんの支障もありません。ユーザーの皆さんにはご心配をおかけして申し訳ありませんでした」(スクウェア広報) |
| 小学校3年生の弟は、『ロマンシングサ・ガ』をやるときに、読めない漢字がたくさん出てきて困っている。とくに苦しんでいるのが術法関係の漢字だ。気の術法なんか、まったくわからないらしい。(福岡県 上田展史 16歳) |
| みなさんっ!!ゲームボーイの『Sa・Ga3』で、バルザイの唱える呪文みたいなものを逆から読むと、「ロマンシングサガモヨロシクネ」になるのだ。。知ってました?(山形県 スカーレットマン) |
・「禁断の秘技」に「ミルザブール城に隠し通路が!」、「リセットコマンドだ」。
■170(1992.3.20)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(pp.30-32)が掲載されている。
・「べーしっ君」(p.63)がロマ1ネタ。
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「ロ・丸すんで佐川」(p.64)
・「ソフトウェアインプレッション」で渡辺美紀(フラーマのバカ)がコラム(p.40)。
・「禁断の秘技」に「必ず先に攻撃できる」。
■171(1992.3.27)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(p.33)が掲載されている。
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「ロマン乳房が」(p.64)
・「りろりろ」(p.67)だロマ1ネタを扱っている。
・「禁断の秘技」に「グレイのドッペルゲンガー登場!?」、「イスの武器屋さん!?」、「ちょっとズルい滝上り技」、「スターソードを装備する」、「見えない必殺技!?」、「帝国軍が消える」。
■172(1992.4.3)
・読者クロスレビュー
| 千葉県 スタモの社長(8点):残念だが期待どおりとは言えない。なんといってもクソめんどうなバトルが欠点。敵はわらわら出てくるし、6人分のコマンド入力もめんどう。ラストはあっけないがシナリオ自体は中級。 |
| 『ロマンガ』を予約していたにもかかわらず、発売日に買えなかった。ファミ通の『ロマンガ』の攻略記事もむなしいだけだ。(茨木県 ウィリアム真田 14歳) |
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「股間陰部魔羅」(p.64)
「『ロマンシングサ・ガ』のパッケージは裏だけ見ると、戦国シミュレーションのようだ。」(p.67)
・「禁断の秘技」に「開けられないはずの宝箱を開ける!?」(馬技)、「またまた高い指輪を発見?」(残像現象)。
■173(1992.4.10)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(p.33)が掲載されている。
・「ゲームバトルロイヤル」でロマ1について「はたして自由は不自由であった」(pp.42-43)というテーマで語られている。
・「クイズ脳天逆落とし」(p.68)でロマ1が題材になっている。
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「飲まず食わずハガー」(p.72) 「ゲラ=ハの腹毛」(p.73)
・「禁断の秘技」に「謎のキャラ名なしアルベルト登場!」、「レイディ・ラック号は不滅です」、「たのみも聞かずにアイテム入手」(一時消し)。
■174(1992.4.17)
・「INFORMATION」(p.131)に基礎知識編の告知。
・「禁断の秘技」に「法力を減らさず能力アップ!」、「忘れられたモンスター」。
■175(1992.4.24)
「噂のデステニィストーン一挙公開いたしますです」、「最後に分かれる3つの町をいっきに公開!!」、「4つの召喚魔法も大公開だっ!!」(pp.78-80)が掲載されている。
・「FF新聞号外」でゲラ=ハ特集(p.131)。
ホークは操舵手を求めてゴドンゴでゲラ=ハに出会ったという旨の記述があるが、時織人の「ウェイプで出会った」という記述と矛盾する。また、ブッチャーはホークからゲラ=ハを奪って売ろうとしているらしい。
■176(1992.5.1)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(p.33)が掲載されている。
巨人の里へ行く条件は「ガラハドを生かしておく」と「4匹の依頼を無視」。
また、ファミリコンピュータマガジン(1982/8/7)付録「超ウルトラ技」の「グレイが2人になる」は「やり方は、まずグレイで冒険を始めて、最初のイベントである「リガウ島の財宝」をクリアする。このとき草原を出て、ジェルトンの船着き場に着いたときの時間が、15分以内であることが条件だ。」と説明されている。
この頃はゲーム雑誌編集部でも仕組みを把握できておらず情報が錯綜していたようである。
・「FF新聞号外」でグレイチームと旅芸人一座特集(p.133)。
ガラハドはグレイを待ち伏せしていたらモンスターに捕まってピンチの時にグレイに助けられて、その恩返しでお供をしているらしい。
■177-178(1992.5.8/15)
・「どんなゲームにもボツは存在する」にロマ1(p.99)も取り上げられている。
「気になるところが1ヵ所あるよね。どうしても入れないブルエーレ城だ。イベントが用意されていたけど容量の関係でカットされた。」
・「FF新聞号外」で神々特集(p.149)。
破壊女神に「はかいめがみ」のルビ。
■179(1992.5.22)
・「FF新聞号外」でデステニィストーン特集(p.133)。
■180(1992.5.29)
・「ファミ通町内会」でロマ1ネタ。「5万人がヨガ」(p.104)
◆各国の紋章
・「FF新聞号外」で国特集(p.133)。
各国の紋章が掲載されている。クジャラートは独自文字のようだが、他の国の文字は英語。




#これらの紋章は基礎知識編にも掲載されているが、基礎知識編では文字と重なってしまっている。
■181(1992.6.5)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(p.33)が掲載されている。
■182(1992.6.12)
・「アルゴ情報局」でロマ1のQ&A(p.33)が掲載されている。
■183(1992.6.19)
・「ファミ通町内会」にロマ1ネタ。「ど~も睡魔剣(レイピアレベル3)」(p.104) 「白鶴(アルツール)」(p.104)
ジャミルのイラスト(p.106)
■184(1992.6.26)
・「ファミ通町内会」にロマ1ネタ。「『ロマンシングサ・ガ』をプレーしてから性にロマンを抱くようになった。」(p.107)
■185(1992.7.3)
・「禁断の秘技!スーパーセレクション」で今まで紹介した裏技を再掲。
■その後
・188(1992.7.24)「便利なバーコードが美を損なう」で基礎知識編。(p.132)
・190(1992.8.7)ファミ通町内会。4コマ「バルハラントの出会い」(p.121)
・191(1992.8.14)ファミ通町内会。「ガラハド議長by殺すなよ」(p.104)
・192-193(1992.8.21/28)ファミ通町内会。シフのイラスト(p.145)
・198(1992.10.2)LETTERS伝言板(p.111)。
| いま上の家から『ロマサガ』のファイナルバトルのピアノ演奏が聞こえている。それもガキのころからピアノを仕込まれている人が弾いているので、凄くうまい。あっ、いいところでバイクがきゃがった。うるせーぞ!(神奈川県 悪の勇者ピッコロ) |
・210(1992.12.25)ファミ通町内会。累計Best40最終回、シフが8位(898票)(p.153)
・211(1993.1.1)「勝手にドラマ化!」でロマ1も取り上げられている。(p.170)
グレイ:岩城滉一、アルベルト:保坂尚輝、クローディア:石田ゆり子、アイシャ:YOU、ゲラハ:トカゲ
・227(1993.4.23)タイトルの由来。「製作者の意図で『Sa・Ga』を継承し語感のいいものを、ということで。」(p.96)
・247(1993.9.10)レターズに「ガーラルスピア」さんの投稿。(p.147)
(2)期待の新作TOP20の変遷
| 巻号 | 順位 | ポイント |
| 148(1991.10.18) | 3 | 710 |
| 149(1991.10.25) | 1 | 1830 |
| 150(1991.11.11) | 1 | 1838 |
| 151(1991.11.18) | 1 | 1738 |
| 152-153(1991.11.15/22) | 1 | 3413 |
| 154(1991.11.29) | 1 | 3913 |
| 155(1991.12.6) | 1 | 3413 |
| 156(1991.12.13) | 1 | 1483 |
| 157(1991.12.20) | 1 | 1337 |
| 158(1991.12.27) | 2 | 2645 |
| 159(1992.1.3) | 2 | 1647 |
| 160-161(1992.1.10/17) | 2 | 2445 |
| 162(1992.1.24) | 2 | 2393 |
| 163(1992.1.31) | 2 | 2899 |
| 164(1992.2.7) | 2 | 2393 |
(3)販売数TOP30の変遷
| 巻号 | 順位 | ポイント |
| 167(1992.2.28) | 1 | 35831 |
| 168(1992.3.6) | 1 | 13877 |
| 169(1992.3.13) | 1 | 9189 |
| 170(1992.3.20) | 1 | 8462 |
| 171(1992.3.27) | 1 | 3810 |
| 172(1992.4.3) | 1 | 2293 |
| 173(1992.4.10) | 2 | 2541 |
| 174(1992.4.17) | 4 | 2520 |
| 175(1992.4.24) | 5 | 1229 |
| 176(1992.5.1) | 5 | 3699 |
| 177-178(1992.5.8/15) | 6 | 1445 |
| 179(1992.5.22) | 5 | 645 |
| 180(1992.5.29) | 11 | 345 |
| 181(1992.6.5) | 10 | 612 |
| 182(1992.6.12) | 8 | 482 |
| 183(1992.6.19) | 8 | 1403 |
| 184(1992.6.26) | 14 | 446 |
| 185(1992.7.3) | 28 | 170 |
| 186(1992.7.10) | 16 | 400 |
| 187(1992.7.17) | 14 | 392 |
| 188(1992.7.24) | 圏外 | - |
| 189(1992.7.31) | 18 | 200 |
| 190(1992.8.7) | 25 | 328 |
| 191(1992.8.14) | 17 | 322 |
| 192-193(1992.8.21/28) | 圏外 | - |
(4)読者が選ぶTOP20の変遷
#雑誌に掲載された累計ポイントは一部計算が怪しいので、虎の巣で計算したものも併せて示す。| 巻号 | 今号の順位 | 今号ポイント | 累計の順位 | 累計ポイント | 虎の巣累計 |
| 167(1992.2.28) | 11 | 323 | 圏外 | - | 323 |
| 168(1992.3.6) | 1 | 1583 | 15 | 1920 | 1906 |
| 169(1992.3.13) | 1 | 1850 | 8 | 3756 | 3756 |
| 170(1992.3.20) | 1 | 2202 | 4 | 5958 | 5958 |
| 171(1992.3.27) | 1 | 2189 | 4 | 8147 | 8147 |
| 172(1992.4.3) | 1 | 1838 | 4 | 9985 | 9985 |
| 173(1992.4.10) | 1 | 2242 | 4 | 12227 | 12227 |
| 174(1992.4.17) | 1 | 1465 | 4 | 12227 | 13692 |
| 175(1992.4.24) | 1 | 1083 | 4 | 14775 | 14775 |
| 176(1992.5.1) | 1 | 1401 | 4 | 16176 | 16176 |
| 177-178(1992.5.8/15) | 1 | 1238 | 3 | 17414 | 17414 |
| 179(1992.5.22) | 3 | 846 | 3 | 18260 | 18260 |
| 180(1992.5.29) | 3 | 865 | 3 | 19125 | 19125 |
| 181(1992.6.5) | 2 | 1165 | 3 | 20290 | 20290 |
| 182(1992.6.12) | 3 | 846 | 3 | 18260 | 21136 |
| 183(1992.6.19) | 2 | 837 | 3 | 21973 | 21973 |
| 184(1992.6.26) | 4 | 555 | 3 | 22528 | 22528 |
| 185(1992.7.3) | 3 | 710 | 3 | 23238 | 23238 |
| 186(1992.7.10) | 4 | 491 | 3 | 23729 | 23729 |
| 187(1992.7.17) | 4 | 364 | 3 | 24093 | 24093 |
| 188(1992.7.24) | 5 | 319 | 3 | 24412 | 24412 |
| 189(1992.7.31) | 6 | 264 | 3 | 24676 | 24676 |
| 190(1992.8.7) | 6 | 237 | 3 | 24913 | 24913 |
| 191(1992.8.14) | 7 | 391 | 3 | 25313 | 25304 |
| 192-193(1992.8.21/28) | 5 | 273 | 3 | 25586 | 25577 |
| 194(1992.9.4) | 4 | 391 | 3 | 25977 | 25968 |
| 195(1992.9.11) | 7 | 537 | 3 | 26534 | 26505 |
| 196(1992.9.18) | 4 | 307 | 3 | 26841 | 26812 |
| 197(1992.9.25) | 9 | 146 | 3 | 26987 | 26958 |
| 198(1992.10.2) | 6 | 299 | 4 | 27286 | 27257 |
| 199(1992.10.9) | 5 | 373 | 4 | 27659 | 27630 |
| 200(1992.10.16) | 6 | 400 | 4 | 28509 | 28030 |
| 201(1992.10.23) | 6 | 209 | 4 | 28268 | 28239 |
| 202(1992.10.30) | 8 | 279 | 4 | 28547 | 28518 |
| 203(1992.11.6) | 15 | 100 | 4 | 28647 | 28618 |
| 204-205(1992.11.13/20) | 13 | 97 | 5 | 28744 | 28715 |
| 206(1992.11.27) | 11 | 373 | 5 | 29117 | 29088 |
| 207(1992.12.4) | 15 | 112 | 5 | 29229 | 29200 |
| 208(1992.12.11) | 圏外 | - | 5 | 29256 | 29227 |
| 209(1992.12.18) | 13 | 66 | 5 | 29322 | 29293 |
| 210(1992.12.25) | 15 | 89 | 5 | 29404 | 29382 |
| 211(1993.1.1) | 13 | 139 | 5 | 29543 | 29521 |
(5)ランキングのまとめ
226(1993.4.16)にはファミ通のTOP30のポイントを創刊号から集計した企画が掲載されている。その企画において示されたランキングにおけるロマ1の結果を以下に抜粋して示す。
| 部門 | ロマ1の順位 | ポイント |
| 販売数HOT100 | 10 | 90641 |
| 期待の新作HOT20 | 8 | 34097 |
| 読者が選ぶHOT20 | 16 | 29543 |
| 機種別(SFC)HO10 | 6 | 90641 |
| ジャンル別(RPG)HOT10 | 4 | 90641 |
| 中古売れ行きHOT30 | 6 | - |
| 『FF』シリーズの影に隠れて、いまひとつパッとしない感じの『ロマンシングサ・ガ』。だけど、立派にこんな高い位置にランクインしていたのだな。発売当時は、このゲーム独自のフリーシナリオシステムが賛否両論を呼んでたけど、この数字を見る限り、実際にはなかなかの人気だったようなのだ。このようすなら『ロマンシングサ・ガ2』とかを出しても売れるかな? |
海外のロマ1事情
■日米におけるサガシリーズの時系列
GBサガ1からミンサガ、そしてロマ1英語翻訳版までの時系列を以下に示す。| 年 | 月 | 日本 | 北米 |
| 1989 | 12 | 「魔界塔士サガ」発売。 | |
| 1990 | 9 | 「The Final Fantasy Legend」(英語版GBサガ1)発売。 | |
| 12 | 「サガ2秘宝伝説」発売。 | ||
| 1991 | 11 | 「Final Fantasy Legend 2」(英語版GBサガ2)発売。 | |
| 12 | 「サガ3完結編」発売。 | ||
| 1992 | 1 | 「ロマンシングサガ」発売。 | |
| 5 | 雑誌にロマ1の発売予定が報じられる。→結局、発売されず。 | ||
| 1993 | 9 | 「Final Fantasy Legend 3」(英語版GBサガ3)発売。 | |
| 12 | 「ロマンシングサガ2」発売。 | ||
| 1995 | 11 | 「ロマンシングサガ3」発売。 | |
| 1995 | 7 | 「サガフロンティア」発売。 | |
| 1998 | 3 | 「SaGa Frontier」発売。 | |
| 2000 | 1 | 「サガフロンティア2」発売。 | |
| 3 | 「SaGa Frontier 2」発売。 | ||
| 2002 | 12 | 「アンリミテッドサガ」発売。 | |
| 2003 | 6 | 「Unlimited Saga」発売。 | |
| 2005 | 4 | 「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」発売。 | |
| 10 | 「Romancing SaGa: Minstrel Song」発売。 | ||
| 2015 | 7 | 有志(DDSTranslation氏)がロマ1英語翻訳版パッチを公開。 |
上記のように、北米(海外)においてサガシリーズは、GBサガシリーズ、サガフロシリーズ、アンサガ、ミンサガは英語版が発売されたものの、ロマサガシリーズ3作は発売されなかった。
#ロマ1については、WSC版や携帯版、バーチャルコンソール版等も北米では発売されていない。
そのため、北米では一部の愛好家が日本語版ロマサガを楽しんでいたようである。
そして、そんな愛好家の一部が1998年頃からロマ1の英訳を試みるものの難航し、頓挫していた。
・・・時は流れて、2015年にDDSTranslation氏が満を持してロマ1英訳版の公開にまでこぎつけた。
待望の英訳版の登場に愛好家たちは歓喜したのである。
■海外のロマ1事情参考サイト
(1)攻略等・GameFAQs :海外の日本語版ロマ1攻略ガイド、レビュー、質問掲示板、メッセージ掲示板
#虎の巣の記事の英訳化も部分的に試みられている。Romancing Saga 1 Basic Information (www8.plala.or.jp/alice4)
・Romancing SaGa (JPN) :画像抽出
・Romancing SaGa (Import) :アーマーガイド
(2)Wikipedia
ロマ1は日本でしか発売されていないにもかかわらず、なぜか様々な外国語版Wikipediaが存在する。
・Wikipedia(英語版)
・Wikipedia(スペイン語版)
・Wikipedia(ドイツ語版)
・Wikipedia(フランス語版)
・Wikipedia(イタリア語版)
・Wikipedia(ロシア語版)
・Wikipedia(中国語、本土版)
・Wikipedia(中国語、香港・台湾版)
・Wikipedia(韓国語版)
(3)北米版バーチャルコンソール発売タイトルリスト
・List of Virtual Console games for Wii (North America)
・List of Virtual Console games for Wii U (North America)
・List of Virtual Console games for Nintendo 3DS (North America)
(4)海外におけるロマ1発売予定の情報
・GamePro 36号(1992)
(5)ロマ1英訳版公開に関する記事
・The Original 1992 Romancing SaGa Has Been Translated Into English At Long Last
・The Original Romancing SaGa on SNES has Finally Been Translated into English
・Romancing SaGa 1 is now in English!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(6)DDSTranslation氏の軌跡
・Romancing Saga 1 translation
・Romancing Saga 1 translation
DDSTranslation氏が「ロマ1情報サイトにコンタクトを取れる日本語を話せる人を探していた」ようである。
2015年なので・・・もしかしたら虎の巣にもコンタクトを試みようとしたのかもしれない。
しかしながら、当時は虎の巣のBBSは停止していたし(2015年3月にplalaGCIサーバが停止したので、もしかしたらそれ以前に書き込みがあったかもしれない)、私自身が虎の巣を完全放置していた頃なので、どのみち対応できなかったのであるが・・・仮に対応していたらどうなっていたのだろう?
(7)海外のロマ1RTA
・Romancing SaGa 1 Leaderboard
ルールのところに「The use of the English translation patch is allowed」(英訳版パッチの使用を認める)と書いてあるけれど、これはまずいと思われる。
と言うのは、上記(5)では「英訳版が公開された」ということだけが報じられているが、上記(6)のDDSTranslation氏の書き込みによると英訳版は算出式の改変等が行われているのである。
#fixesに回復術法の回復量や術法ダメージ1バグの修正についての記述がある。
(8)サガの発音練習
・What is the translation of "saga" in Japanese?
